《傾向と対策》


さて、いよいよ最後に(本当かぁ?^^;;;)傾向と対策でも・・・。なんなんだ、傾向と対策って^^;;;。いやね、病気の可能性としては普通にあるわけだし、P氏は脳だったけれど、交通事故でも同じような症状の人も多かったようです。交通事故となると他人事ではすまないですよね。ここでは本人と家族に分けて書きますね。

《もしもあなたが倒れたら》
いや、ほんと、ビックリしますよね。気が付いたらベットの上だし、ベットの上に起き上がることも出来ない。P氏の場合は、お医者さん曰く多分寝たきりになると思うって話でした。
脳出血はミクロ単位の場所の違いで手が動いたり動かなかったりするようです。出血量ももちろん関係すると思います。だから脳出血だからとひとくくりには出来ないのです。MRIでは即死でも不思議ではなく、生きていても植物人間になると言われたP氏は、きっと運がよかったのでしょうね。MRIでは解らないくらい微妙に致死の場所からずれていたのでしょうね。お陰で今もピンピンしてます^^;。

P氏の出血は脳の中心部で、ここは呼吸やら体温調整を司る大事な部分だそうです。そういう理由で即死でも不思議ではないのだけれども、反対に記憶やら、思考力の領域は傷なしでした。これがラッキーだったのですね。ベットの上で気が付いたときも、今の状況を驚くほど冷静に受け止めることが出来ました。動かないのなら仕方ない、どうしたら動くのかなぁ、ってことばかり考えていました。実際にリハビリが始まり、リハビリの先生にいろいろと聞いたりもしました。
ここから先はきっと運なんでしょうね。例えば出血した血が脳の中に溜まって脳を圧迫していたとします。この血が歳月と共に身体が吸収して脳の働きが戻ることもあるでしょう。最初の圧迫で脳が壊れている場合も、脳の中に新しい回路が出来て動きが回復することもあるとおもいます。

でも、こればっかりは神様しかわからない問題みたいですね。仕方ないから、倒れた人は一生懸命にリハビリしましょう^^;。


《もしも家族が倒れたら》
病院にはいろいろな方が入院していました。一番大変そうだったのが、自分を理解できない人達ですね。解らなくなってしまえば、ある意味本人は楽だったと思います。その分の負担が家族にかかっていき、本当に大変そうです。

ここではP氏に焦点を当てていますのでそっちに話を戻しましょう。P氏は体は動きませんが、頭は動いてました(たぶん・・・^^;;;)。頭が動いてて体が動かない人間を家庭に迎えなければならない家族も大変です。どんなことが大変だというと・・・。

例えば健康な人が両手・両足を縛って一日暮らしてみてください。いろんな不便がありますよね。不便があるとイラつきませんか?例えばP氏の場合。P氏の手は動くのだけど、正確に動かすことができません。ですから物を上手に掴んだり出来ません。そんなこんなが1日続くのです。そうすると苛立ちが出てきます。P氏はその苛立ちのすべてを奥さんにぶつけていました。まさか看護婦さんにぶつけるわけにもいかないしねえ。

P氏のこの欲求不満はかなりひどかったみたいです^^;。ただ、元気な時の自分と今の身体を動かせない自分のギャップを埋めなくてはなりません。一生懸命埋め様とは思うのですが、やはり時間がかかります。その間、イライラしたりするとは思いますが、本人も一生懸命ギャップに対応しようとしてますので許してやってちょー^^;。

病気で倒れたら、みんなこのギャップと戦ってると思います。この中で、「病気なんだから」「出来るわけがない」とか否定的な言葉が一番きつかったそうです。だって出来るわけないってあきらめてたら、きっとベットに起き上がることも出来なかったと思うから・・・。今出来ないから頑張るんじゃないかぁ。諦めろって言うのか。冗談じゃない!一生諦めてたまるか!!^^;;;;。




最後に皆さんにお願い。元気なのに車椅子専用の駐車場に止めないでね。最近多いんですよ、元気な人があそこに止めるのを目の前で見ることが・・・。P氏の奥さんははっきり言いますね。「すみません。車椅子なんで、そこどいてください!」つ・つよい・・・^^;;;。
あの車いす用の駐車場って、一番いい場所にありますもんね。店の近くにあるし、場所も広く取ってありますもんね。運転の下手な主婦でも楽に駐車できますもんね。
あれ、何で広いかというと、下手な運転のためじゃなく、自動車の横に車椅子を横付けして乗り降りするためなんですよね。普通の広さでは車椅子が入らないんです。
P氏は車椅子用の駐車場があいてないときは、普通の場所に入れて歩いて広い場所まで行って車椅子に乗り移ります。これって結構危ないし、P氏みたいに歩けない人だっていっぱいいます。
だから元気な人はあそこに止めちゃあダメ!ほんとよ。
出来れば自治体がシールでも出して、そのシールがない車はそこに止めちゃあダメとかしないと・・・。当たり前のことが出来ない幼児化した人達が増えてるみたいだから^^;;;。
あ、ちなみに、P氏は元気なときに車いす用の駐車場には1回も止めた事はなかったそうです・・・。当たり前か^^;。

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